浄化槽は設置するだけで放っておいてよいものではありません。
浄化槽の機能が十分に発揮されないと、水質悪化や悪臭、害虫の発生につながるとともに、浄化槽の機能の回復に余分な費用がかかることがあります。
浄化槽の機能を正常に保つためには、日常の維持管理が重要になります。
・保守点検
4カ月に1回以上保守点検を受けましょう。浄化槽の様々な装置が正しく働いているか点検し、汚泥の引き抜きや清掃時期の判定、消毒剤の補充などを行います。
・清掃
1年に1回は必ず清掃を行いましょう。浄化槽内に溜まった汚泥やスカムという泥の固まりを引抜き、付属装置や機械の洗浄を行います。
・法定検査
保守点検や清掃が適正かどうか判断したり、浄化槽からの処理水の水質を検査し、浄化槽の機能が正常かどうか検査を行います。浄化槽法に基づき、設置後3ヵ月を経過してから5ヵ月以内に受ける7条検査とその後1年に1回受ける11条検査があります。

第39回「浄化槽の日」標語・最優秀賞
[主唱]環境省・国土交通省
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