ダムとは、川の流れをせき止め、水を貯める施設のことです。
河川法により堤高(高さ)が15m以上であるものと定められています。
水門や堰(せき)も水をせき止め、川の水量を調整する役割を担っていますが、堤高が15m未満であり、そこがダムとの違いです。
[ダムの役割]
・治水
大雨が降った時など、山から流れてくる水をせき止めることで下流地域を洪水被害から守ります。
・利水
渇水に見舞われた時など、あらかじめダムに貯めておいた水を放水することで水不足を防ぎます。
・発電
水を高いところから低いところに流し、その水の勢いで発電機を回すことで電気を作り出す水力発電をおこなっています。水の勢いが強いほど電気の量が増えるため、水の量が多く、落差が大きいほど多くの電気を生み出すことができます。
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