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HOME > 今月のひとくちメモ > 2014.10月号 
今月のひとくちメモ
水・環境・省エネに関するくらしにちょっとお得なヒントをお届けして参ります。
■□□『滝』に関する豆知識
滝の写真イメージ  >>滝を愉しむ


今まさに紅葉の季節を迎えております。
今回は紅葉だけでなく、新緑、雪解けなど四季によって様々な表情を見せてくれる 『滝』にスポットをあててみました。

■『滝』の定義について

滝、とは河川や湖の一部が段差になっているため、水が落下している場所を言います。 また、瀑布(ばくふ)、飛瀑(ひばく)とも言われます。
水の落下開始場所を滝口(たきぐち)と言い、水の落下点の水深が深くなっている場所を滝壷(たきつぼ)と言います。

国土地理院の地図の表示ルールでは、5メートル以上の落差がある箇所に滝の記号が付されているそうです。しかしこれは地図を作る上での決め事であって、5メートル以下でも地元の方々に古くから滝として名付けられている所もあります。それもやはり『滝』 ですよね。

■滝の種類

滝の種類は一般的にはその形状から次の5種類に分類されています。

【直瀑(ちょくばく)】

落ち口から滝壷に向かって一直線に流れ落ちる滝。最も滝らしく豪快なイメージがあるが、滝の幅や落差によって印象がかなり違ってくる。虹が発生しやすい。

惣滝(写真)(惣滝・新潟県妙高市)


【分岐瀑(ぶんきばく)】
   
流れ落ちる途中で、岩によって流身が幾筋にも分かれる滝。落ち口が一つで末広がりに流れ落ちるもの、落ち口ですでに二つや三つに分かれているものなど、様々なパターンがある。岩壁に沿って流れるもので優しいイメージのものが多い が、直瀑に近い落ち方をするものもある。

鈴ヶ滝(写真)(鈴ヶ滝・新潟県村上市)


【段瀑(だんばく)】

階段状になって岩の上を流れ落ちる滝。二、三段のものから八段、九段やそれ以上の多段のものなど段数は様々である。必ずしも一直線に各段を下りてくる とは限らず、右に折れ左に曲がって落ちる事もある。またそれぞれの段ごとに滝 壷を形成している場合もある。

称名滝(称名滝・富山県中新川郡立山町)


【渓流瀑(けいりゅうばく)】

川床を滑るように落ちる滝。急傾斜の渓流といったイメージの滝である。

乙字ヶ滝(乙字ヶ滝・福島県須賀川市)


【潜流瀑(せんりゅうばく)】

川の水が流れ落ちるのではなく、地層の中を走る伏流水が、崖の途中から突然流れ出して形成される滝。数が少なく、非常にめずらしい。

白糸の滝(白糸の滝・静岡県富士宮市)


以上は滝の外形からの分類ですが、このほかに滝の成因による分類(地学的な分類) から見ると、断層瀑布・溶岩瀑布・堅岩瀑布・河蝕瀑布・潜流瀑布という分けかたもあ ります。

また、滝の形からは「縦滝」と「横滝」の二つに大別することも出来ます。前者は落ち口が狭く、後者は「ナイアガラの滝」のように落ち口が横に広がっています。

※写真は「日本の滝百選」より)
■世界の滝・日本の滝についてのいろいろ

世界三大瀑布は、
「ナイアガラの滝」(アメリカ、カナダの国境)、
「ヴィクトリアの滝」(アフリカ)、
「イグアスの滝」(ブラジル、アルゼンチンの国境)
であり、全てスケールの大きな横滝になります。

世界最長の落差の滝は、ベネズエラにある「エンジェルの滝」(「アンヘルの滝」とも言います。発見者の名を取っています)で、落差1005メートルですが、こちらは縦滝です。
水が下に到達するときには霧状に散ってしまうので、滝壷が無い事でも知られています。

なお、世界で一番幅広い滝は、ラオスの「コース滝」で幅10キロ、落差15〜20メートルだそうです。

そして我が国、日本における三大瀑布は、
「那智の滝」(和歌山県)
「華厳の滝」(栃木県日光)
「袋田の滝」(茨城県)
と言われています。
日本の名瀑の場合、単なるスケールの大きさよりも周囲の自然を含めた品格の高さや、趣きの良さのほうが評価されているようです。

日本の落差日本一は、富山県立山の「称名滝」で落差は350メートル。ちなみに同 じ滝壷に流れるハンノキ滝は落差500メートルですが、真夏の渇水期には流れが消え る空滝の為、公認されていません。
幅日本一は、鹿児島県の「曽木の滝」で幅210メートル、落差12メートルです。

日本の滝で多い名前、大滝、不動滝が多く、次は白糸の滝、魚止の滝、といったところです。地名を付けて呼ばれる xx大滝、xx不動滝 は各地でも名瀑が多いようです。

■滝の効用

近年、飛沫浴の癒し効果が注目されるようになっています。滝の周辺には、落下して飛び散る飛沫によりマイナスに帯電した空気イオンがたちこめ、そのマイナスイオン化した微 粒子を浴びると、ぜんそく、ストレス、不眠症などに有効で、水量が豊かで落差が大きいほど、その効果が高いと言われています。

ちなみに、都会、特にOA化した職場などにはプラスイオンが充満しており、イライラやアレルギー、ストレスが起こりやすいとの事。
 
逆にマイナスイオンは緑深い森や渓谷などに多く、樹木の光合成などの働きによって多く発生し、特に滝の場合、大量の水が落下して分子群がぶつかり合うときにマイナスイオン が発生して、その作用が気分を爽快にするのだそうです。



日本は狭い国土でありながら、火山が多く、四季の変化に富み、台風が通過し、梅雨もあって年間降水量が多く、森林が育ちやすい環境があるため、全国各地に素晴らしい滝を見ることが出来ます。皆さんも滝を愉しみに出掛けてみてはいかがでしょうか。

なお、森林に入る際にはマナーを守り、熊やハチなどの危険生物や、天候状況などにくれぐれもご注意下さい。

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